深谷市 唐沢川桜堤と下台池公園

場所:唐沢川桜堤と下台公園(埼玉県深谷市西島5丁目11番地)

日時:2014年3月18日 午前9:40~12:00

天気:晴れ(南 1m) 

方法:移動測定=地上50cm高、定点測定(15秒間5回の平均)=50cm高、5cm高

機器:ホットスポットファインダー(ポニー工業)Csl(TI)+半導体型光検出器MPPC

【追加測定データ】

場所:パティオから滝宮付近(埼玉県深谷市柏合1219~上野台49−1)

日時:2014年3月23日 午前10:00~11:00

天気:晴れ(北西 2~4m) 

 ネットで深谷市の桜の名所というと、まず最初に唐沢川桜堤が挙げられます。全長3kmにわたる桜並木とありましたので、城址公園そばの智形橋(写真①)からスタートし、唐沢川沿いを歩いて測定しました。地図上の①の左は城址公園で前日の測定です。

 

 智形橋から17号国道までは見事な桜堤です。ここは未舗装の遊歩道ですが、きれいに整備されていて黒色の砕石が敷かれています。どうもこの砕石の放射能が高いようです。3.11以降に撒かれたと思われます。

 

 17号国道を越えると、駅まで桜の木はほとんどありません。アスファルトの道を川沿いに歩きます。この道は、駅付近で駅ー煉瓦工場跡の遊歩道と合流します。駅に到着して、駅前の「ふっかちゃんカラクリ人形」の前(写真②)で測定しました。レンガ敷きで意外と高い放射線量です。

 

 南口に出て、やっと桜堤になります。片道1.3km延々と桜堤が続きます。今回はじめて端から端まで往復しましたが、かなり距離でした。平均放射線量は0.056μSv/hです。両岸の道を測定しました。

 

 途中に下台池公園(写真③~⑤)があり、この公園も測定しました。ここの平均は0.046μSv/hです。ここは芝生と池の周りは木製デッキの道となって、とても線量の低い公園です。

 写真⑥の靖国橋の奥は、白い「御影石」の敷き石です。花崗岩(御影石、大理石)はもともと放射線を出すとは聞いていましたが、ここではそれがはっきりとわかります。手前も奥もほぼ条件は同じ、きれいに清掃もされていました。隣の建物は幼稚園、反対側の隣は滝の宮公園となっています。

 メンバーの一人に、唐沢川の桜堤はパティオまで続いていると聞き、その信じ難い情報の真偽を確かめるために、調査に出かけました。

 朝9時30分発の「くるりんバス」にのり、いざパティオへ向かいました。

 パティオの裏に回ると、確かに川沿いに桜の木が、延々と畑の中の一本道に植えられています。この怪情報は、正しい情報でした。しかも30年以上も経つ、堂々とした桜が、かなり密に植えられています。周りの景色が、いまいち風情に欠けますが、とにかく長大な桜並木です。残念なことに、お弁当を広けられそうなところは「南公民館」の裏だけです。完ぺきウォーキングコースです。前回の調査分と合わせると、4km以上だと思います。

 そそ、空間線量の平均は0.052μSh/hでした。以上追加調査でした。