深谷市 深谷城址公園

場所:深谷城址公園(埼玉県深谷市本住町17)

日時:2014年3月17日 午前10:00~午後12:00

天気:晴れ(南 1m)

方法:移動測定=地上50cm高、定点測定(15秒間5回の平均)=地上50cm高、5cm

機器:ホットスポットファインダー(ポニー工業)Csl(TI)+半導体型光検出器MPPC

●深谷市内では放射線量No1か?

 これまで測定した深谷市の公園の中で、最も空間線量の高い公園でした。移動測定の平均は0.076μSv/hです。

 最近の測定した東公園0.044μSv/h(3/4)、上柴中央公園0.050μSv/h(3/4)、わんぱくランド0.046μSv/h(1/24)と比べてください。

 

●石材の放射線量が高い

 ここは城跡ということで、立派な石材がふんだんに使われた公園ですが、苔むした石材やレンガブロックにセシウムが固着してしまったようです。芝生部分(写真④)と遊び場の土の部分(写真⑦)は深谷市の平均的な値です。ブロンズ像前(写真⑥)は芝生ですが、周囲はレンガ材で囲まれています。南入口の石垣横(写真⑧)が最高の値となりました。遊具の近くにあり、子どもがよじ登って遊んでいるのをよく見ますが、子どもを近づけたくない場所です。

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コメント: 2
  • #1

    大塚明尋 (木曜日, 20 3月 2014)

    調査お疲れ様です。
    貴重なデータの公開、有難うございます。

  • #2

    小泉 (金曜日, 21 3月 2014 01:36)

    コメントありがとうございます。
    ・武田先生のブログに次のようにあります。
    「一般的に花崗岩(大理石、御影石など)は放射線を持っていた、白い御影石は少し強めで、色のついた御影石は放射線は弱いのが特徴です。御影石を洗面台などに使うと、そこで自然放射線を浴びます。普通はまったく気にしなくても良いのですが、原発事故があって被曝量が上がっているので、自然放射線で減らせるものは減らす必要があります.結果的には取り外す必要まではありませんが、洗面器のそばに長い時間いないようにした方が良いでしょう。」
     石が高いのは、こうした事情もあるのかもしれませんが、被ばく回避という観点からすれば、気をつけたいですね。