深谷市 常盤公園(2回目)

場所:常盤公園(埼玉県深谷市常盤町58-2)

日時:2014年4月1日 午前10:00~11:10

天気:晴れ(東の風 2m) 

方法:移動測定=地上50cm高、定点測定(15秒間5回の平均)=50cm高、5cm高

機器:ホットスポットファインダー(ポニー工業)Csl(TI)+半導体型光検出器MPPC

 常盤公園は、常盤小、幡羅中に隣接する中規模の公園です。測定日は桜が3分咲き。公園をぐるりと囲む桜を愛でながらの測定となりました。

 

 今回の測定の平均空間線量率は、0.048μSv/hでした。公園の大部分が土です。コンクリート・タイル(写真④)が少しありますが、線量は土の部分とほぼ同じです。テニスコートの南側の駐車場(アスファルト)が、全体の中ではやや高いようです。

 

 この公園には、ミニ(マイクロ?)ホット・スポット(写真⑥)があります。木の根元だけの狭い範囲ですが、半年前とほぼ同じ値を測定しました。市役所には通報済みですが、50cm高0.23μSv/h以上でないので、何もしないという話です。ここには、できるだけ子供を近づけないようにしましょう。

⑥定点測定記録(単位μSv/h)

 定点測定の生データ   50cm高  5cm高(単位μSv/h) 

         1回目  0.080   0.214

         2回目  0.080   0.204

         3回目  0.079   0.208

         4回目  0.087   0.213

         5回目  0.075   0.201

         平  均  0.080   0.208

 半年前の測定では、公園全体の平均線量は0.058μSv/hでしたが、測定範囲が今回と異なるので、単純に低くなったとは言えません。前回は野球グランドをほとんど測っていません。一定の範囲を厳密に測定し、統計的に意味のあるようなデータを得ることは難しいことだと思います。しかし多少アバウトであっても、今ここで子供を遊ばせても大丈夫? といった市民感覚の測定にも、それなりの意味があると思っています。