荒川公園と河川敷

場所:荒川公園と河川敷(埼玉県熊谷市河原町2-173)

日時:2014年5月16日 午前6:40~8:00

天気:晴れ 西北西の風4.4m

方法:移動測定=地上50cm高、定点測定(15秒間5回の平均)=50cm高、5cm高

機器:ホットスポットファインダー(ポニー工業)Csl(TI)+半導体型光検出器MPPC

 

さくら祭り、花火と熊谷市民にとってはなじみの公園だが、整備されたのが古く、今となっては半分を占めるグラウンドなど中途半端で、他に大型公園が整備されて行く中、置いてきぼりにされている感じがする。リニューアルなど検討できないものか。この日の測定で高い値を示したのはグラウンドで、比較的低い値を示したのは子ども遊具周辺だったが、空間線量は他の場所と変わらず気になるところだ。

 

次に、荒川河川敷に整備されているスポーツグラウンドを自転車で一周して測定した。河川敷でなおかつよく使われている場所でもあるので、線量もそれほど高くないと予測したが外れてしまった。一周約5kmだったが、0.1µSv/hを超えるところもあった。ここは、野球・ソフトのグラウンドが10面以上もあり、その他ラグビー場、グラウンドゴルフ場などあり、この日も朝早くから、沢山の人たちが集まっていた。

 

荒川公園と河川敷の移動平均線量は、0.067µSv/hとやや高めだった。公園の定点測定をしているとき、散歩のおばあさんに声をかけられた。「何をやっているんですか?」、「放射能測定です」と言ったら興味を示され、下の写真①の周囲、半径10m位だったが、0.1µSv/hを超えるところがあったので、このあたりは高いことや、私たちの活動を説明したら、「ありがとうございます」と感謝された。

 

河川敷を自転車で測定

※約5kmを一周したのだが、一部黄色が確認できる。0.09μSv/h以上と、比較的高い線量を計測した場所だ。