鴻巣市 富士見公園(都市公園)

測定日:2015 年10月12日(日)10:15~10:50 晴れ  南東の風1m

測定地:富士見公園(鴻巣市吹上富士見4丁目777-59)

測定方法 地上高5cm を歩行による移動測定、地上高50cm、地表付近の定点測定

旧吹上町にある大きな団地の中の都市公園です。北側は災害時の非難場所で広場になっています。南側に遊具やどんくりの拾える築山があります。

《移動測定》 平均空間線量0.060μSv/h

《定点測定》

遊具のある広場中央です。こどもたちはこの辺りを駆け回ってどんぐり山へ向かってました。この公園の平均放射線量値です。

写真2の説明

こども遊具がある南側園内につくられた水路はどこも高線量でした。公園全体が北へむかって低くなっているため写真3の北西部分のほうが高くなっています。グラフにもしっかりセシウムのピークが表れています。こどもが遊ぶ公園としては心配な値です。

まとめ

こども達がどんぐりを拾っていた築山と芝生の場所は比較的低い線量でした。が、南のこどもたちが集まる小山の下の水路がどこも高い値でした。築山、植え込み等で周りが小高く、水路部分は低く水が集まるためと思われます。さらに水路に沿ってある歩道との段差があまりなく、どうみても子どもはこの水路の中を歩いているようで心配です。全体平均線量が高めなのはこの水路の影響と考えられます。