さいたま市緑区 見沼自然公園・さぎ山記念公園

 測定日:2016年5月6日(金)10:40~13:40 曇り 南の風2m

測定地:見沼自然公園(さいたま市緑区南部領辻450-1)

    さぎ山記念公園(さいたま市 緑区南部領辻359−1)

測定方法:地上高5cm を歩行による移動測定、地上高5cm50cmの定点測定

 

 1.移動測定 平均空間線量 0.051μSv/h

         見沼自然公園 平均0.050μSv/h

         さぎ記念公園 平均0.054μSv/h 

見沼自然公園に着くと駐車場周りを清掃中でした。芝生の広場はきれいに整備されていましたが散歩道のまわりはほどほど草がはえていました。測定日が平日の昼間のせいか課外活動の小学生と数人の年配の方が散歩をしていました。

さぎ山記念公園は石敷きが多くきれいな印象をうけました。池に向かい年配の方々が釣り糸をたれ、芝生広場のベンチでくつろいでいるのも年配の方々でした。

なお、さぎ山記念公園のほうが0.004μSv/h空間線量が高い理由は、石材からの自然放射線の影響だと思われます。

 

2.定点測定(60秒の平均値) 

少し高めの放射線量を計測しました。よーく見ると土地が他より低くなっているようです。

ひろい芝生に小学生がグループごとに遊んでました。上級生が下級生の面倒を見楽しく過ごす。先生は危なくないかをみているだけ、そんな課外授業のようでした。

広場となりの池には蓮の花が名残惜しそうに咲き池の中では大きな鯉が泳いでました。広場から池に向かって坂になっていて水は全部流れていくのでしょうか、空間線量は低い値でした。

さぎ山公園のきれいな芝生広場です。よく整備されていてだれも使っていないのがもったいないようです。年配のかたは木陰のベンチで休んでました。

さぎ山記念公園の南側小高い丘の中に隠れるように作られたアスレチック広場です。子どもが遊んでいなかったのでちょっと寂びそうな雰囲気でした。とても低線量でこどもたちにはこういう場所で遊んでほしいですね。

3 まとめ

連休の中の平日で授業(勉強)にならないからでしょうか、小学生が郊外活動に来ていました。のびのび広場では1年生から6年生までが数人づつで斑をつくり斑ごとに鬼ごっこやボール投げで遊びお昼になってお弁当をひろげてました。子ども達がいた広場は心配するような線量ではないのですが、植え込みや散歩道と芝生のと境になると少しづつ放射線量が上がってきてしまうようです。これはどこの公園でもいえることです。