川口市 川口グリーンセンター

測定日:201677日 9:50~13:50 晴れ 北西1~2m

測定地:川口市大字新井宿700

測定方法 地上高5cm を歩行による移動測定、地上高5cm50cmの定点測定

 

1.移動測定 平均空間線量 0.052μSv/h

総面積150000㎡の巨大な都市公園です。植物園中心で噴水から温室への道わきには山野草がずーと植えてありました。山野草ですので木陰になっていて涼しく観察できました。

約900m.のミニ鉄道をはじめ子どもの遊具も充実しています。子どもの遊ぶ施設は特に念入りに測定しました。

北側芝生広場は養生中で入ることが出来ず測定できませんでした。

2 定点測定

写真1 ちょうど噴水の噴き上げ時間にあたり写真に収められました。涼しそうにみえますが、かなり近くまで寄らないと涼しさは感じられません。ご覧のように低空間線量エリアです。

写真2 暑い日ざしの中たくさんの子どもたちが遊んでいました。ここには一面、自然放射線を出す花崗岩系の白い砂がまかれているようで、そのせいで若干空間線量が高くなっています。

写真3 上の写真⑵と同じ白い砂がまかれています。

写真4 上の写真1と同じ芝生地。つまり、白い砂の自然放射線で、0.02μSv/h空間線量が高くなっていると考えられます。

写真5 ウレタン舗装の歩道はどこも空間線量が高い傾向にあります。ウレタンの隙間に土がいっぱい入っています。たまり土と同じで、セシウムを濃縮して、固着させる性質があるようです。

写真6 ここの芝生地はとくに空間線量が低いようです。歩道ぎわの芝生の線量は若干高くなります。芝生地に降った雨の排水が集まるためだと考えられます。芝生地は中央がいちばん安全です。 

 3.まとめ

広くて、起伏も多い公園ですが、放射能に関しては問題のない公園です。子どもの遊び場へのエリアの最初にミニ鉄道の駅があります。乗ってみたいと思いましたが、さすがに子どもがいないとムリです(笑)。