場所:東公園(埼玉県深谷市幡羅町14-1)
日時:2014年3月4日 午前10:15~午前10:50
天気:晴れ(東 1m)
方法:移動測定=地上50cm高、定点測定(15秒間5回の平均)=地上50cm高、5cm
機器:ホットスポットファインダー(ポニー工業)Csl(TI)+半導体型光検出器MPPC
2014年3月4日、桜で有名な東公園を測定しました。子どもにとって、特におもしろい遊具があるわけではありませんが、西側には、日当たりのよい芝生の小山があって、ここでは、小さな子どもが寝転んで遊んでいました。
●芝生と土の公園、園内の平均放射線量は0.044μSv/h、
徒歩による移動測定の結果は、公園外周道路の平均が0.055μSv/h、公園内の平均が0.044μSv/hでした。子どもが寝転がって遊ぶ芝生の小山を詳しく測定しましたが、特に高い場所もありません。桜のシーズンになると、芝生に座ってお花見が定番の公園ですが、安心して芝生に座れます。
こうした構造物の少ない公園は、一般に測定値が均一化する傾向にあります。また、この公園は、地面の素材による違いも小さく、特にレンガでも芝生でも土でも似たような値を測定しました。
放射能に関しては、市内でも汚染の小さい公園だと言えます。ただし、ここは工場群の一画に位置する公園で、特に化学工場が隣に接しています。この点に関しては、一応留意する必要もあると思われます。
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