場所:見晴らしの丘公園(埼玉県比企郡小川町大字小川1440~1442)
日時:2014年6月13日 午前11:00~12:00
天気:晴れ 北西の風3~4m
方法:移動測定=地上50cm高、定点測定(60秒間の平均)=50cm高、5cm高
機器:ホットスポットファインダー(ポニー工業)Csl(TI)+半導体型光検出器MPPC
小川で子どもを放射能から守る活動をするグループからの依頼で測定した。
この公園は、全長203メートルのローラーすべり台(有料)をはじめ小川町周辺を展望できる展望台やミニアスレチックなどがある。こうした公園にありがちな、厳しい管理もなく、のんびりとした印象をもった。
測定中は、県北部の平均的な空間放射線量と感じていたが、データをまとめると思うほど高くなく、平均0.051μSv/hといことでちょっと意外な気がした。瞬間的には高い値もでていたので、そんな印象を持ったのかもしれない。
料金を払って、スベリ台も滑ってみた。お尻が熱くなると言うのは本当で、ダンボール3枚敷きでも熱かった。スベリ台の上は、当然ながら低い値だった。上の太い点線部がローラスベリ台。ちなみに、園内には何組かのカップルや子連れ家族がいたが、午前中に滑ったのは僕ひとりだった(笑)
移動測定の平均は次のとおり。
駐車場 0.058μSv/h(ここでの測定中のMaxは109を計測)
展望台エリア 0.053μSv/h(遊具のある部分も含む)
展望台建物 0.036μSv/h(階段をのぼっててっぺんまで)
ワンパクエリア 0.041μSv/h(ミニフィールドアスレチックのあるところ)
スベリ台 0.040μSv/h(滑りながら測定)
公園全体の平均 0.051μSv/h
写真②展望台のてっぺんは、クールスポット。家の中より低い!
写真③石だから高いとは限らない。ここ石は放射線を出していないかも。
写真④ 土の斜面です。ここの土はかなり低い線量です。
写真⑤ 今回の測定では、ここがいちばん高い線量を記録しました。
写真⑥ デッキや木の階段など、木部の上の放射線量をどこでも低いようです。
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