測定日時:2014年10月19日(日) 16時~16時30分
測定場所:栃本広場(埼玉県秩父市大滝)
天 気:晴れ 東北東の風3m
測定方法:地上高50cmを歩行による移動測定、地上高50cm、地表付近の定点測定
測定機器:ポニー工業 GPS連動型空間線量率自動記録システム(HSF-1)
道に不案内なことなどあり、げんきプラザでほぼ予定時間を使ってしまいました。しかしせっかく来たのだからということで、栃本広場まで足を伸ばしました。本来は、げんきプラザから栃本広場まで歩いて測定したかったのですが、それは次回に譲るとして大峰山の西側に位置する栃本広場の一部ですが計測しました。
1.移動測定
・移動平均値 0.078μSv/h
・MAX 0.373μSv/h
・MIN 0.028μSv/h
大滝げんきプラザと同じような環境ですが、人の手があまり入っていない分、こちらの方が高いようです。
2.定点測定
①民芸館?前(コケ)
②くつろぎ広場(土)
③休憩所(四阿:砂利、枯葉)
上のスペクトルは①地点の50cm60秒間の平均です。この日の移動平均と同じくらいですので掲出しますが、やはりセシウムのピークがはっきり確認できます。
3.まとめ
時間の関係で一部の測定しかできませんでしたが、ここも全体の測定をする必要がありそうです。今までの移動測定の平均値では3番目(と言ってもこの日で更新してしまいました)に高い値でした。程度問題と思いますが、福島原発事故前を基準とすると、大滝の山の上で倍以上の放射能汚染を示していることになります。このような地域では、ホットスポットも多くありそうです。測定中、鹿のフンも数カ所確認しました。秩父の放射線測定グループが捕獲した鹿を解体してベクレル調査をし結果を公表したニュースは比較的新しいものです。内容はやはり放射能汚染されていたというものでしたが、今回の測定からもさらに測定を続ける必要があると思いました。
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