測定日:2015年5月10日(日)15時15分~16時50分 天気:晴れ 南西の風3~6m
測定地:三ケ山緑地公園(大字三ケ山368)
測定方法 地上高5cm を歩行による移動測定、地上高50cm、地表付近の定点測定
地図中の●と●は自然放射線の影響が大きい値だと考えられます。
写真1 芝生の0.079μSv/hは、かなり高い感じがしますが、上のグラフにはセシウムのピークはなく、自然放射線由来だと思われる。
写真2 排水溝の隣の芝生で、ここもかなり高い空間線量。しかし、セシウムのピークは確認できません。写真1と同じです。
写真3 ここもセシウムの明確なピークは見られません。フェンス際でいかにもセシウムが溜まりそう場所でしたが、これも自然放射線の影響だと思われます。
写真4 自然放射線の影響が少ない芝生。グラフには、ぼんやりセシウムのピークが見られます。実は、この公園のセシウム汚染度はどこも、この程度かもしれません。
サッカー場の中央もこの線量、しかし、上のグラフでは、セシウムのピークがはっきりしません。
2度目の測定です。隣の資源循環工場は2ヶ月に1回測定していますが、同じように高線量を測定しても、自然放射線の影響と思われるポイントがあります。
この公園も含めて、三ヶ山の資源循環工場自体が、大規模な開発造成された場所です。こうした造成地やトンネルの中などでは、高い空間線量が計測されることがよくあります。何らかの理由で、地中のウラン由来のさまざまな自然放射性物質が地表にむき出しになり、空間線量に影響しているのではないでしょうか。
三ヶ山の施設内の土壌測定をやれば、はっきりすることだと思います。
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