測定日:2016年7月1日 9:20~10:00 晴れ曇り 南西の風 1m
測定地:草加市松原1丁目1−10
測定方法 地上高5cm を歩行による移動測定、地上高5cm・50cmの定点測定
1.移動測定 平均空間線量 0.064μSv/h
松原団地駅の至近のいわゆる駅前公園です。中央の芝生地は除くと、歩ける場所はほぼ石材で覆われています。石材からは自然放射線が出ていて、放射線計のセシウム観測をじゃまします。舗装面を避け、芝生地と植え込みの地面を測定しました。平均空間線量は0.064μSv/hになりましたが、石材からの自然放射線の影響も受けていると思われます。
芝生地としては、やや高めですが、0.060~0.052μSv/h、この辺がこの公園のセシウム濃度の平均かもしれません。それなりに広いスペースですが、ゆっくりくつろぐには周囲の人通りが激しすぎるかもしれません。
ここに入る大人は、まずいないと思いますが、子どものかくれんぼや追い駆けっこにはぴったりの場所、雑草の間にはしっかり道らしきものも出来上がっています。水のたまる場所でもなく、空間線量は当然低くなります。
公園の入り口付近の土の上、低い植栽のきわ付近です。普通に散歩する場所です。植栽の下の土はどこでも若干空間線量は高くなる傾向があります。0.099μSv/hは、この公園の中では最も高い測定値です。水はけも悪いのかもしれません。
3.まとめ
子どもが日常的に遊ぶというより、駅利用者が通路とし通過していく感じの公園です。放射能に関しては、ほぼ問題のない公園だと思います。
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