測定日:2016年11月7日(月)12:55~13:40 晴れ 微風
測定地:館近隣公園(志木市館2丁目)
測定方法 地上高5cm を歩行による移動測定、地上高5cm・50cmの定点測定
1.移動測定 平均空間線量 0.059μSv/h
東武東上線柳瀬川駅前に広がる志木ニュータウンの中にある公園です。「ニュータウン」という響きが古さを感じさせますが、さすが計画的に造った団地ということもあり整然としています。空間線量については、荒川以西にしては若干高い数値となりました。
2.定点測定(60秒の平均値)
公園や道路を含めて全体的に清掃が行き届いています。この公園の西側に清掃関係の事務所や物置があるのか、引っ切りなしに作業しているみなさんが出入りしています。この滑り台は巨大です。大きなお子さん向けでしょうか。放射線量は現在の数値としては若干高い感じがしました。
芝生やクローバーに覆われた広場です。この一帯の放射線量は大変低く安心できます。
移動測定中に警告音が鳴った場所です。この辺りを入念にチェックしましたが、60秒間の平均を取ると、それほど高くなりませんでした。私たちが計測しているセシウムは、原発の事故で放出され、放射線の半減期により50%近く減衰しているわけですが、そう考えるとやはり少し高いです。
西側が大きなお子さん向けなら、こちら側は小さなお子さん向けです。トイレの裏でもあるので入念に調べましたが、心配するほどの数値ではありませんでした。
3.まとめ
この公園は、志木ニュータウンの用の公園で駐車場もないことから利用者は限定的と思われます。すでに5年以上経過していますが放射線量がすこし高いのは、中層の住宅に囲まれているからでしょうか。
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