測定日:2017年1月21日(土)13:10~14:00 晴れ 強風
測定地:ふれあいの森公園(白岡市小久喜765)
測定方法: 地上高5cm を歩行による移動測定、地上高5cm・50cmの定点測定
1.移動測定 平均空間線量 0.058μSv/h
白岡市役所の隣にある公園です。西側は東北自動車道が通っています。バーベキューのできる公園とうたっていますが、シーズンオフということもあり、利用者がいることが想像できません。この日は、駐車場で休憩している営業車が何台か止まっていましたが、公園内には野球をしている人たち以外はあまり見かけませんでした。移動平均の空間線量は埼玉県の他の公園と変わらないレベルでした。
2.定点測定(60秒間の平均)
「ふれあいの森」とすてきな名前なのですが、高速道路と変電所が隣接していて環境的には今ひとつの感じです。コンパクトにまとまった子ども遊具広場の放射線量は心配ないレベルでした。
多目的広場とありますが半分は野球グランドになっています。どうもこの公園の隣に野球場はあったようですが、そこに白岡市が図書館等を建設していて、移設されたようです。この日は、少年野球チームが練習していました。この広場のほぼ中央で測定しましたが、心配ないレベルでした。
全体的には、よく手入れされていますが、土溜まりが残っている箇所を測定してみました。階段に花崗岩が使われている関係で、自然放射能の影響かと思いましたが、スペクトルでセシウム137のピークを確認しました。やはり原発事故由来の放射線でした。
3.まとめ
園内を一周するよな配置でウレタン道路があります。古く破れているような場所と新しく張り替えた場所では、放射線量の差が出ます。やはり新しいところは低くなります。
白岡市の除染基準
次に掲げる高さで測定した空間線量率が周辺より毎時1マイクロシーベルト以上高い箇所
※周辺は毎時0マイクロシーベルトとする。
●中学生以上が利用する施設の高線量予測箇所 :1m
●小学生以下が利用する施設の高線量予測箇所 :50cm
●子どもが接する機会が多い高線量予測箇所 :1cm
※学校、保育所や公園の遊具下は、「子どもが接する機会が多い高線量予測箇所」とします。
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