場所:青葉台公園(埼玉県朝霞市膝折2-30)
日時:2016年10月10日 10:50~11:40
天気:曇り 微風
方法:移動測定=地上5cm高、定点測定(60の平均)=50cm高、5cm高
機器:ホットスポットファインダー(ポニー工業)Csl(TI)+半導体型光検出器MPPC
1.移動測定(総平均0.049μSv/h)
朝霞中央公園から西に国有林、朝霞の森、青葉台公園という位置関係です。前の2つの公園と比較すると歴史を感じます。子ども遊具が充実しており、この日は祭日ということもあり、たくさんのファミリーで賑わっていました。また、野球場では少年野球大会が行われており甲高い歓声が聞こえます。移動測定は、とりあえず内周を押さえて、後は2カ所に分かれる子ども広場を中心に入念に行いました。結果は特段心配するよな箇所はありませんでした。
2.定点測定(60秒の平均化)
この公園のほぼ中央に位置する花壇前で定点測定をしました。石造りの水場(測定時は水なし)が取り巻いています。石からの放射線に注意し測定しましたが、放射線量は心配するような数値ではありませんでした。
この公園で一番目立つ遊具です。人気もあるようで何人もの子どもたちが遊んでいます。放射線量は心配ない数値ですが、スペクトルを確認するとセシウム137がハッキリ確認できます。
この公園は道を挟んで東西に分かれています。西にロープジャングルジムや水遊び場などがあり、こちらはブランコや砂場です。この砂場が広いこともあり小さなお子さんたちがたくさん遊んでいました。放射線量は安心できるレベルです。
公園のトイレ屋根からの雨水は、雨樋や排水管から完璧には排水されていないケースが多く、放射能の濃縮を起こしやすい場所です。朝霞中央公園のトイレの雨水枡からは、危険な数値ではありませんでしたが、やはりセシウム137が確認できました。ここは、雨水がダイレクトに下に落ち溝を作り城山通りの方に流れていく勾配です。その雨水の溜まりやすい箇所を入念に計測しましたが、放射性セシウムは確認できませんでした。
3.まとめ
いろいろな施設をキチンと配置し、散歩や施設以外の目的でも対応できる公園らしい公園と思います。清掃も行き届いていて植栽などにも力を入れているようです。移動測定も定点測定も特段心配するよな場所はありませんでした。
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